多治見市が第7次総合計画を策定するにあたって
多治見市女性活躍会議を設置しました。

※第7次総合計画
・・・平成28年度~平成35年度の8年間の多治見市の方向性を示すもの。「将来を見据えて、市の課題は何か、市が取り組むべきは何かを明らかにしたもの」と私は捉えています。
※「この会議で話し合ったことを第7次総合計画に反映する」と市長からの言葉にありました。

多治見市からお声掛けをいただき、
委員としてこの会議に参加しました。

「仕事と家庭の両立」が課題でした。

・企業(経営者)としての切り口
・企業・団体(人事担当)としての切り口
・行政(制度)としての切り口
いろいろな側面からの見方があると思います。

私は「学識経験者」ということで
お声掛けをいただいたことになっているのですが
「実際に今まさに子育てをしながら
仕事をしている若いあなたの意見を」
(委員の中に、仕事をしながら子育てをしている
 女性が少ないことを市長も気にしていたようで)
というお言葉も頂戴しましたので、
現場からの切り口として
遠慮なく想いを述べさせていただきました。


今回お伝えしたことは大まかに

 子育ては、“母性”なんて言葉で
 綺麗に片づけられるものではなく、
 時間・お金・体力・精神状態に余裕があってこそ
 良い子育てができる。
 子供をより愛おしく感じ、
 子供を信じる余裕が生まれる。
 そして子育てを楽しめる。

 しかしお母さんが社会生活で活躍しようと思うと、
 それら(時間・お金・体力・精神状態)を
 随分疲弊することになる。

ということです。


こちらに戻ってきて2年
今、気になっていることは

・女性の仕事は9時~4時のパートしかないのか?

・どんな状態が「女性活躍」なのだろうか?
(専業主婦も4時あがりの仕事も楽しんだ
 私が言うので
 「バリバリ仕事をしている人だけが活躍している
  と言っている」とは解釈してほしくないです)

・「安い便利な労働力を確保すること」
 に終わらせてしまっていないか?

・「やりたい仕事をやれること」が
 「女性活躍」になるのではないか?

・女性が「代わりのいない立場」
 に就くことはないのか?
 (管理者、役職者、個人事業主、イベント関係、
  講師、専門の技術が必要とされる職種など
 「その人がその日にそこにいること」が必要とされ、 
 「休めない日」がある人)

・この地域の仕事をしながらの子育ては、
  随分「夫と実家(主に実家)頼り」な気がするが
  「夫と実家」は、家庭によって事情は
  様々なのではないか?

・この地域の子供たちは、
 どんな大人の女性を見て育つのか?
 (他の地域に進学した子供が戻ってこないのには
  理由があるのでは。実際私は東京で就職しました。)

ということ。


この会議の中でこれらのことを発言する機会が
あるかどうかはわかりませんが

・今現実に子育ても仕事もしている身
 (私自身は、子育ても仕事も代わりはいないので
  「両立」なんて考えていませんが)

・東京や香川など他の地域に住んだことがある身

・男社会の都市銀行の総合職、
 ほぼ女性の市役所の嘱託職員、
 専業主婦、
 個人事業主といろいろな立場を経験した身

として

そして
「子育てと仕事の両立」なんて概念を持つ余裕がない、
また「男女の役割分担に固執せず夫婦で協力して」
などと家庭任せにしてしまうと救われる余地のない
・シングルマザーを世に送り出す身
として

さらに
・自分自身も幼い子を育てるシングルマザーとして

他の委員の方々(企業・団体)のような
意見は出せませんが、
この委員のメンバーの中で
私ならではの立場でお役にたてたらと思います。


普段、
「権利主張ばかりするのは美しくない」
「制度を考えるのは私の役目じゃない」
と言っている私です。
もちろん女性やシングルマザーが
「守られるべき弱い存在」だなんて思っていません。

でも、女の子を育てるママとして、
シングルマザーを世に送り出す身として、
思うところはあります。