「法定相続情報証明制度」がスタート

昨年7月に法務省から発表があった際に
こちらのブログでもとりあげた
相続手続きの新制度
来週(平成29年5月29日)スタートします。

おさらい

相続財産を実際に受け取る(名義を移す)ためには

「遺産をこう分けることに決めました。
 相続人『全員』が納得しています。」

という証明のために
亡くなった方の戸籍をすべて
(生まれたときまで遡って集めて)

提出します。

 (離婚・再婚・養子縁組などがあっても
  本当は相続の権利があったはずの人が
  「もれていた」なんてことがないように。)

遺産相続の手続きの度に
その(出生から死亡までの)「戸籍の束」
それぞれの窓口に提出する必要がなくなる。

・・・というのが今回の新しい制度です。

 


 これからの相続は
 生まれてからすべての戸籍を集めても
 「戸籍の束」というほどでもない人が
 増えてくるかと思いますが、
 大正生まれの方の相続の場合は
 それこそ戸籍が「束」になることも。

どう使えるの?

亡くなった方の戸籍を
  (生まれたときから)すべて集め
ます。
相続人の関係を図にします。

※専門家(行政書士とか司法書士とか)に頼めば
 戸籍を集めるところからやってもらえます。

①と②を法務局に提出すると
法務局の人(登記官)が内容をチェックして
相続人の関係を図にした証明書を発行します。
(公的な証明として)


 提出した②の図を元に証明書を作りますので、
 ②は「ちゃんとしたもの」を作りましょう。

 詳しくはこちらでは省きますが、
 業界(同業者)の方は
 【法務省民二第292号・通達】をどうぞ。

この証明が戸籍の束のかわりになります。

各種窓口に戸籍の束を持ち込まなくても
この証明を出せば済みます。

ちなみにこの証明、
発行手数料は無料
複数枚発行してもらうことも可能だそうです。

そして、
不動産が関係しない(遺産が預貯金だけの)場合でも
証明が受けられるそうです。

相続手続きを促進するのが狙い

「あの土地、亡くなったジイサンの名義のまま
 ぶってあるわ(放ったらかしてある)」

というのは、
田舎の方ではたまに聞く話ですが・・・

不動産が亡くなった方の名義のまま
放置されるのを防止して、
相続登記をする(生きている人の名義に書き換える)
のを促進するため
に作った新制度
とのことです。

結局一度は戸籍を集めるので
あまり代わり映えしないですね。

(マイナンバーで芋づる式に戸籍が引っ張れたらいいのに。)

「この制度を利用する人に対して
 登記の重要性を説明して、
 相続登記に対する意識の向上を図る」

とのことですが・・・

この制度を利用するくらいの人なら
 相続登記するでしょ。

・・・と思うのは私だけでしょうか。

こんな点がいいかも

この証明書があれば
金融機関や法務局(証明を出すときは別)で
その都度戸籍を読み解く必要がないので
相続に関係する機関は楽になるでしょうね。

証明は複数枚発行してもらえるそうなので
戸籍を持ち込むのと違って
同じタイミングで2つの銀行
提出することもできますしね。

相続の手続きが速くなるかもしれません。

備考

この制度を利用するかどうかは自由です。
(これまで通り戸籍を相続手続きの機関に持ち込んでもOK)

もちろん遺産分割協議書
(相続人内で「こう遺産を分ける」と決めたことを証明する契約書)
は、引き続き必要です。

参考

法務省のサイトにこの制度に関する
パンフレットがアップされています。

一般向けに(「〇〇士」という業界人向けではなく)
書かれているものですので、
ご興味ある方はご覧ください。

法務省サイト

「法定相続情報証明制度について~」
http://www.moj.go.jp/content/001222823.pdf

「法定相続情報証明制度が始まります!」
http://www.moj.go.jp/content/001222824.pdf

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