まんが百人一首大辞典・読んだ本シリーズ42

 

 

月曜なので『読んだ本シリーズ』です。

まんが百人一首大辞典
(西東社)

 

「マンガじゃん」って言わないで。

 

しかも、「小学生おもしろ学習シリーズ」ですが、

子どものためではなく、自分の趣味で買っているし

子どもの部屋ではなく、自分の部屋に置いてます。

 

自分が小学生のころ、姉の部屋にあった

「マンガ百人一首」をよく読んでいたなぁ。

(これとは違う本ですが)

 

本

 

私の実家では、(ほぼ)毎年、元旦に百人一首大会をします。

(私がやりたいから)

 

基本的には私が優勝するのですが、

ある年、姉に負けまして・・・

そのとき買ったのがこの本。

 

そして、(1年かけて覚えるのではなく)

毎年年末が迫ってくるとこの本を開くという

例年行事です。

 

 

しかし、百人一首を知ることは楽しいですね。

子どものころにはわからなかった

歌の意味もわかりますし。

(待つばかりの女性の歌とか、朝帰りの男性の歌とか、年をとったことの憂いとか、小学生にはわからないですよね(笑))

 

知ろうとする度、新たな学びがあります。

 

 

ちなみに今回は大河ドラマ「鎌倉殿」の最終回を見終えた後に

これを読んでいるので

「あ、慈円僧正」「あ、実朝」

と、これまで気にしたことがなかった歌人に

気を留めることとなりました。

 

今回面白いなと思ったのは・・・

 

 あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の

ながながし夜を ひとりかも寝む

(柿本人麿)

 

この歌に関する説明で

 

 「の」を4回繰り返すことでなだらかな調子を作り、

「ながながし夜」を見事表現しています。

 

とあったこと。

 

これまでの私なら

「の」が続きすぎるからと「の」をカットする

よう推敲するところです。

 

そんな効果、評価もあるのかと、

これは勉強になりました。

 

わざと「の」を多様するのも、

与えたい印象によっては使えるのテクニックなのですね。

覚えておきます。

 

 

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