私はあまりテレビを観ないのですが
大河ドラマ【鎌倉殿の13人】は
楽しく観ています。
先週の大河はよかったですね~!!
畠山がよかった!!!!
和田殿も好き。
内容に関わることは説明するのが大変なので
省きますが・・・
経営者、組織という面で1点。
今回の放映の中で
小便ちびった
というセリフがあったんですよ。
北条義時(小栗旬さん)が
初の戦場にビビっている息子・泰時に
言ったセリフです。
1年を通して今回の大河を観ている方は
お気づきになったかと思いますが、
これは、ビビる義時兄弟にその父・北条時政が
その昔、冗談で言った言葉です。
そのときは、
ビビる息子たちにビビること自体を肯定してあげつつ、
(「武士がどうこう・・・シャンとしろ!」とは言わなかった)
ちょっと『クスッ』とさせてほどよく緊張をほぐしてあげる
余裕のある父の【冗談】でした。
北条も大きくなり栄華を極め、
ひと世代分の時が流れ、
『言ってもらった側(当時の息子)』が
『言う側(父親)』になったのですが、
今回は顔を合わせて笑うのではなく、
言われた息子は
すぐに着替えを(用意させます)!
なんて真面目に対応してしまい
言った側も
ばぁか、冗談だよ♪
という余裕も感じられず
冗談だ!
と鋭い口調で息子を止めていました。
(でも、後ろのいつもの『泰時のおつきの人』は笑っていたのでジェネレーションギャップではないと思います)
これって『よくある構図』だなぁ。
って思ってしまいました。
成功して持ち物が増えて、、、
すると『ルール』が幅をきかせて
『余白』がなくなって
『(自分の)正義』ばかりが正解だと思って
『それ以外』を容易に否定して、
『幅』がないから
本当の意味で『人間』が見えなくなって。。。
北条が大きくなった時政から数えると3代目。
よく『3代目が会社をつぶす』とは言われますが
2代目から3代目のイメージとしては、
めちゃくちゃ現実味のある描かれ方でした。
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