小学生の学力

 

随分前の新聞で気になった

2022年度全国学力テスト

の記事。

 

うろ覚えの記憶から、

原文(問題文)を探し出してきました。

 

 

《2022年度全国学力テスト》

※引用

 

りんごの果汁が20%ふくまれている飲み物が500mL あります。

この飲み物を2人で等しく分けると,1人分は250mL になります。

250mL の飲み物にふくまれている果汁の割合について,次のようにまとめます。

『250mL は,500mL の 1/2 の量です。このとき,( ア )』

 

上の ア にあてはまる文を,下の 1 から 3 までの中から1つ選んで,その番号を書きましょう。

 

1 飲み物の量が 1/2 になると,果汁の割合も 1/2 になります。

2 飲み物の量が 1/2 になると,果汁の割合は2倍になります。

3 飲み物の量が 1/2 になっても,果汁の割合は変わりません。

 

 

・・・小学校6年生の問題で正答率は21.6%とのことです。

 

「3」だと思いませんか?
もちろん、「3」が正解です。

 

ところが、この正答率の低さ!!

 

 

想像どおり、「1」と答える子が多かったと新聞にはありました。

 

①日本語を正しく読み取る能力

②ほかの事象と結びつける能力

が欠如しているのではないでしょうか。

 

①は、大人でもよく感じます。

より「現代」を生きている子ども達ならなおさらかも。

同じニュースを読んでも同じ理解にならない。

正しく日本語を読み取れない人が増えている。

(すると、正しい日本語で書いても伝わらない)

 

本

②は、習ったことを習ったとおり(この幅が非常に狭い!)に

使うことはできても、

知識を横断的に利用できない。

問題を実社会に結び付けられない。

といった状態だと思います。

 

小学校6年生なら

現実に、りんごジュースを2人でわけて

濃さが変わるなんて思わないでしょう。

それなのに「テスト」として問われてしまうと

間違えてしまう。

 

「知識の結びつき」「発想の横断利用」

弱いのだと思います。

 

 

お膳立てされたテストに答えるだけではなく、

「自分で解決する力」を育てるには

これまでに自分が得た経験や知識や考えを

自分の意見として練り上げる力が必要だと思います。

 

 

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