法令試験対策講座~「聞かれ方」が様々~

一般貨物自動車運送事業の法令試験についてのお話です。

 

法令試験はすべて

選択問題(選択肢の中から選び記号を書く)

であり、記述式(自分で文章を書く)の問題はありません。

数年ぶりに『テスト』というものに接するとなかなか煩わしいのが

聞かれ方がバラバラ

という点です。

 

具体的にどんなことかというと・・・

 

・〇〇なのはどれか。1つ選びなさい。

・〇〇なのはどれか。2つ選びなさい。

・・・と、選ぶ数が一定ではありません。

選択肢を読み始める前に「いくつ選ぶか」を意識してから説きましょう。

 

法令試験過去問

正しいものはどれか。

誤っているものはどれか。

・・・と「合っている」「間違っている」のどちらを選択するのかがバラバラです。

選択肢の中から消去法で選ぶときの時間の節約のために、

まずは「正しいもの」「間違っているもの」どちらを選ぶかを意識してから解き始めましょう。

 

中部運輸局の過去問を解いていると

正しいものには「○」、間違っているものには「×」を記入しなさい。

という問題が1番多いです。

これは感覚的に取り組みやすいですね。

 

5つくらいの穴のあいた文章があり、

次の中から正しいものを選び(   )内に記入しなさい。

・・・という問題もありますね。

(  )が5個なら選択肢は①~⑦まで⑦個くらいあります。

この手の問題も感覚的に取り組みやすそうですね。

 

「面倒くさいな」と感じるのは

・A~Eに入る言葉の組み合わせとして正しいものを

次の①~③の中から選びなさい。

・・・という、①~③の選択肢の中のA~Eを全部見なくてはいけない問題。

 

・○○できないものとして、誤っているものを選びなさい。

・・・という否定に否定を重ねている問題。

頭の中で

「できないない」の「間違っているもの」→要するに「できるもの」を選ぶのか

と考えてから取り組まなくてはいけませんね。

 

貨物運送業の法令試験は『選択式』とはいえ、『選択の仕方(聞かれ方)』は様々です。

過去問で慣れておきましょう。

実際に問題を解くときには「何を選ばなくてはいけないか」を意識したうえで、選択肢を読み始めましょう。

 

 


一般貨物自動車運送事業の役員の法令試験について
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