禁断の説得術 応酬話法・読んだ本シリーズ46

 

月曜なので、読んだ本の紹介シリーズです。

今週の本はコチラ。

私は存じ上げなかったのですが

著者は「AV界の帝王」とのこと。

 

 

禁断の説得術 応酬話法
―「ノー」と言わせないテクニック
村西とおる・著(祥伝社新書)

 

私は、雑食読書家なので、京セラ稲盛さんや大学教授の本、

世代と国境を越えまくってマキャヴェリの話まで読みますが

今回は、日本のAV界の帝王の話です。

 

 

著者が、英語の百科事典のセールスマン時代に習得した

『応酬話法』

を紹介した本です。

 

 

このテクニックは、彼がAV業界に転身し、

女性にアダルトビデオに出演するよう

説得する際にも使ったようで、

いろいろと実例を挙げて紹介されています。

 

 

 

営業職に限らず、どんな職種でも(仕事以外でも)

今目の前にいる相手との会話の中で、自分の思い通りの結果に着地させたい

ということはあることでしょう。

職種に限らず勉強になることがあるかと思います。

 

 

誤解されがちですが、目指すのは

相手を論破するのではなく、

相手に「ノー」と言わせないことです。

相手が気持ちよく自然と「イエス」と言えるような状態をつくること。

 

 

だから相手の断り文句にいちいち反応する必要はありません。

一旦「おっしゃるとおりです」「さすが」と受け入れるのです。

相手に好かれることが一番。

 

 

説得となるのは、何より実例を見ていただくこと。

「何を言ったか」ではなく、「何をしてきたか」。

 

 

そして、最終的には

1番大事なのは「情熱」

とのことでした。

 

 

私は、女性にAVに出るように説得することも、

目の前の相手に商品を買っていただけるよう説得することもないですが(士業の不思議)、

 

相手が気持ちよく自然と「イエス」と言える環境

つくれるのであればいろんなことに自信がもてますね。

 

 

しかし、出てくるエピソードがバブリーすぎて

ちょっと世界観が追い付かないな・・・

AVの帝王ってそんなにバブリーなの??

 

 

経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。

 

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