さて、毎週水曜日は、一般貨物の
法令試験対策ですが、今日は
これまで出したことのない範囲からひとつ。
令和4年5月の中部運輸局の
法令試験過去問から。
↓↓↓
「自己の取引上の地位が
相手方に優越していることを利用して、
正常な商慣習に照らして不当に、
取引の相手方からの取引に係る
商品の受領を拒み、取引の相手方から
取引に係る商品を受領した後当該商品を
当該取引の相手方に引き取らせ、
取引の相手方に対して取引の
対価の支払を遅らせ、
若しくはその額を減じ、
その他取引の相手方に不利益となるように
取引の条件を設定し、若しくは変更し、
又は取引を実施すること。」 は、
私的独占の禁止及び公正取引の確保に
関する法律における
「不公正な取引方法」 にあたる。
(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)
合っていれば「〇」、
間違っていれば「×」をつけてください。
正解は・・・「〇」
長い問題文をスマホで読みやすいように改行していますが
本番のテストでは、「 」だけで5行、
全体で7行ででます。
スマホで文章を読むことに慣れている方にとっては
読みづらいかもしれませんが、
頑張って読んでください。
・・・というより、「 」が長すぎですね。
こんな問題の出し方しかなかったのかな(笑)
問題文中「 」の説明が、
「不公正な取引方法」として【禁止しているもの】
となります。
問題文中の「○○が不公正な取引方法だ」
と言っていて、
「不公正な取引方法」は、
もちろんやってはいけないことなので
その○○(「 」の中)の部分が
やってはいけないことであれば、
「〇」ということになります。
(だいぶ平たく言ってしまった説明です。厳密に言うとそうではないのですが、それより難しい問題は出ないと思う)
一応ご紹介しておくと
「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」
の「第2条第9項」をひくと
同じことが書いてあります。
独占禁止法(正式名称は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」)は、
出題範囲ではありますが、
出ても1問くらいなので、
出題のウエイトは高くないので
身を入れて勉強するほどではないです。
独占禁止法の目的が、
公正かつ自由な競争を促進し、
事業者が自主的な判断で自由に活動できるようにすること
ということさえ押さえておけば、
一般常識で答えられる問題が多いです。
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