私的独占禁止法・法令試験対策講座26

 

さて、毎週水曜日は、一般貨物の

法令試験対策ですが、今日は

これまで出したことのない範囲からひとつ。

令和4年5月の中部運輸局の

法令試験過去問から。

↓↓↓

「自己の取引上の地位が
相手方に優越していることを利用して、
正常な商慣習に照らして不当に、
取引の相手方からの取引に係る
商品の受領を拒み、取引の相手方から
取引に係る商品を受領した後当該商品を
当該取引の相手方に引き取らせ、
取引の相手方に対して取引の
対価の支払を遅らせ、
若しくはその額を減じ、
その他取引の相手方に不利益となるように
取引の条件を設定し、若しくは変更し、
又は取引を実施すること。」 は、
私的独占の禁止及び公正取引の確保に
関する法律における
「不公正な取引方法」 にあたる。
(私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律)

 

合っていれば「〇」、

間違っていれば「×」をつけてください。

 

正解は・・・「〇」

 

長い問題文をスマホで読みやすいように改行していますが

本番のテストでは、「   」だけで5行、

全体で7行ででます。

スマホで文章を読むことに慣れている方にとっては

読みづらいかもしれませんが、

頑張って読んでください。

 

・・・というより、「   」が長すぎですね。

こんな問題の出し方しかなかったのかな(笑)

 

 

問題文中「  」の説明が、

「不公正な取引方法」として【禁止しているもの】

となります。

 

 

問題文中の「○○が不公正な取引方法だ」

と言っていて、

「不公正な取引方法」は、

もちろんやってはいけないことなので

その○○(「  」の中)の部分が

やってはいけないことであれば、

「〇」ということになります。

(だいぶ平たく言ってしまった説明です。厳密に言うとそうではないのですが、それより難しい問題は出ないと思う)

 

一応ご紹介しておくと

「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」

の「第2条第9項」をひくと

同じことが書いてあります。

 

 

独占禁止法(正式名称は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」)は、

出題範囲ではありますが、

出ても1問くらいなので、

出題のウエイトは高くないので

身を入れて勉強するほどではないです。

 

 

独占禁止法の目的が、

公正かつ自由な競争を促進し、

事業者が自主的な判断で自由に活動できるようにすること

ということさえ押さえておけば、

一般常識で答えられる問題が多いです。

 

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