今週はとっても軽い本
アマゾンの電子書籍kindleの
「読み放題」に入っていたので読みました。
端的に伝える技術
アキヤマ・ダイジロウ・著
しゃべりすぎた・・・
特に市の審議会で、発言した後にこう反省します。
みんないい人(攻撃的な雰囲気がない)だから、
キツくならないようにと、
ひとつの指摘をするためだけに
わざわざ肯定的なこと・共感すること・褒めることを
一緒に話してしまう。
結果、言いたいことの2倍3倍しゃべってしまい、
本当に伝えたかったところだけしゃべるのに比べて
大事なところをしっかり受け止めてもらえただろうか
と反省する。
そんなことが多いです。
そこでこの本で学ぶことにしました。
この本によると、話が伝わらない原因は3つ
- 相手の質問に答えていない
- 聞かれたことに対して伝えすぎ
- 全体像が見えない話し方
逆に、伝わる話し方とは
相手の質問に対して
- ストレートに
- コンパクトに
- 全体像が見えるように
話す話し方。
1.相手の質問に答えているか
は、自分の話がロジカルであることより、
相手が知りたいことは何かに
目を向けることが重要。
「自分はいったい何を問われているのか」
相手の立場にたったうえで
問われていることを具現化すると良いです。
2.伝えすぎていないか
「ついあれもこれも説明してしまう」は
結果的には何も伝わらない。
・・・というのは、聞き手側としては
多くの人が、何度も経験していることでしょう。
それなのに、自分が話す側のときには
それを忘れてしまいがちなんですよね。
1.の視点のうえで《そぎ落とす》作業が必要ですね。
3.全体像が見えない話し方になっていないか
については、使い古された話でしょうが、
グルーピングや、結論→根拠
という話し方を意識すると良いでしょう。
面白い視点としては、著者はこの本の中で
「伝わる」と「納得」は別
としていること。
筆者は「伝える」の《上》に「納得して動いてもらう」
があると捉えているようで
伝える技術を磨いたうえで
動いてもらう技術を身に着けるとしていますが、
私としては、
「納得して動いてもらう」が上にあるとはかぎらない
ので、それぞれそのときの自分の意図で
話し方は使い分けたらいいと思っています。
毎週月曜日は、 経営者として、 経営者さんと関わる者として、 そして単純に雑食の読書好きとして、 私が読んだ本を紹介しています。 中部運輸局管内で一般貨物の許可を取るなら エール行政書士事務所へお任せください。 「行政書士はどこも同じ」ではありません。 どれだけ事業が楽になるか、 早くから稼ぎ始められるか、 任せる事務所によっても差がでます。