さて、水曜なので運送業許可をとるために必要な
役員法令試験の合格を目指して、一緒に過去問を解いていきましょう。
今週の問題はこちら
(運行管理者の業務)
運行管理者は、荷主に対して、点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示を与え、並びに記録し、及びその記録を保存し、並びにアルコール検知器を常時有効に保持しなければならない。
(貨物自動車運送事業輸送安全規則)
正しければ「〇」、
間違っていれば「×」をつけてください。
・・・正解は「×」
正しい条文は・・・
(運行管理者の業務)
運行管理者は、運転手に対して、点呼を行い、報告を求め、確認を行い、及び指示を与え、並びに記録し、及びその記録を保存し、並びにアルコール検知器を常時有効に保持しなければならない。
(貨物自動車運送事業輸送安全規則第20条第1項)
× 「荷主に対して」
〇 「運転手に対して」
です。
冷静に読めばわかりますね。
荷主に点呼なんてしませんものね。
ドライバーさんに点呼するのですよね。
「主語を変えて出してくることが多い」
とは、これまでにも何度かお伝えしてきました。
目的語(「誰に」)を変えてくることもあるので
問題文は冒頭だけでなく、
中身もひとつひとつ単語を追って読みましょうね。
長い文章の中でなんとなく
サラッと単語を読み飛ばしてしまうクセがある方、
法令試験はそういうところで点数を落としてしまうので
意識して問題文を読みましょうね。
緑ナンバー(一般貨物)の許可を取るなら エール行政書士事務所にお任せください。 どこの事務所も一緒ではありません。 運送業は運送業の専門家に。 法令試験対策講座の単発のご依頼もOKです。 マンツーマンなので受講者さんの 苦手・クセに寄り添って合格へサポートします。 テキスト、条文集、過去問解説をお持ち帰りいただけます。