首相官邸で働いて初めてわかったこと・読んだ本シリーズ32

 

今週は下村先生の大人向けの本です。

首相官邸で働いて初めてわかったこと
下村健一・著(朝日新聞出版)

 

 

過去に紹介した子ども向けの本は

想像力のスイッチを入れよう・読んだ本シリーズ21

そして、下村先生の小学生向けの講座

(10月23日(日)@多治見市)のご紹介は

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さて、本の紹介に戻りましょう。

 

ニュースの中の話(しかも意外とまだ記憶に残っているレベルの話)に

別の視点で触れることができます。

 

菅元総理の知られざる人物像にも触れられました。

(イメージ違う)

 

また、政治の

外から見ていると『何もできていない(動いていない)』ように見えるけれど、

中から見るとそうだったのね。

というお話満載。

 

《情報発信(広報)》のうえで学びとなったことは・・・

 

 

現実はグラデーション

それなのに「一つの見解に絞って」示すというのは

やっぱり歪みがでるのですよね。

しかし、あれもこれも内包して発信すると

どうしても「何をいっているのかわからない」

「読んでもらえない(聞いてもらえない)」

「弱いイメージ」発信になってしまう。

そんなときに

その見解に至った経緯や、

並存する不確かな見解をも

質問という形で紹介する

《Q&A》等を並行して示す

というのは、私たちにも使える手だと思います。

 

そして、これは私の周りの人に言いたい。

(著者が文章作成を指導するときに使った言葉を少し変えています)

出てきた文章をそのまま並べるだけじゃダメ。

ちゃんと中身を見て、それぞれ何が書いてあるか

見出しだけで区別できるような文章に変える。

 

《相手にとってわかりやすいか》

を考えて文章を作ってほしい。

 

感銘を受けたのはコレ。

いま被災地に必要なものは、

水と食料と、情報や!

の言葉。

確かに。

命に係わる水と食料に比べたら

「届けなくてはならないもの」としての

優先順位は低くされがちかもしれませんが、

本当にこの言葉のとおりなのでしょう。

人が非常時の中で少しでも安心して

(そして不自由やストレスを少しでも減らして)

生活するには、情報が必要ですもんね。

情報って、広報って、すごい。

 

経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。

 

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