やり過ぎる力・読んだ本シリーズ114

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そもそも土日祝日関係のない仕事をしているので、連休も仕事をすればいいだけの話(なんなら行政系の会議が入ってこないから落ち着いて仕事ができるから好き)なのですが・・・

役所が開いてない!!

「普段なら役所の処理に1週間くらいかかる」というものが、先週は開庁日が5日ではなく3日なので、タイミングがつかめない・・・

GWは好きになれませんね。

明日ガツガツ動いてくれるといいのだけれど・・・

さて、本日も月曜なので【読んだ本シリーズ】です。

やり過ぎる力混迷の時代を切り開く真のリーダーシップ論朝比奈一郎 (著) 

1,「やり過ぎる」には始めは批判がつきものだが、新たな伝統をつくる気概でやり続ける。

80の力で100の効果が得られるようなノウハウ(?)がまかり通っているが、

120の努力でようやく100の効果が得られるのが過去の教訓。

「やり過ぎ」には批判もつきものだが、感動を呼ぶことも少なくない。

始めは批判が多いかもしれないが、やり続けることで人が動く。

リーダーとは、最初から集団を率いている人ではない。最初はひとり。

正しいと信じることを愚直に貫く中で、結果としてみんなの理解や協力を得て多数を率いることになる。

「自我作古」

~我自り(より)、古(いにしえ)を作す(なす)~

の言葉どおり、自分が始めることが、後世から見て伝統となる。

2,リーダーはマネージャーとは違う。

マネージャーは管理者、運営者。リーダーは変革者。

マネジメントは物事を正しく行うことであり、リーダーシップは正しいことをすること。

マネジメントは成功のハシゴを効率よく登ることで、リーダーシップはハシゴが掛け違っていないか判断すること。

やり過ぎる人(リーダー)は、他人と違うポジションから全体を眺めつつも、他人と同じように振舞ったり、おなじところまで 降りたりしてから、考えたことの実現を図らなくてはならない。

3,やり過ぎる力を発揮するために学ぶもの

一歩踏み出すためには大局観がカギ。

大局観をもつためには、歴史と世界を学ぶこと。

特に伝記。感情移入し、問いを発して自分なりに考えることがポイント

「現代の坂本龍馬になります」なんて言って政治家に立候補する人をしり目に、「現代に坂本龍馬が生きていたら、まず政治家になんてならない」という筆者の言い分は面白かったです。

過去に比べれば、ノウハウや教育は充実して、みんなが頑張っている中で、いまいちパッとしないこの世の中をうまく表現してくれた本でした。

経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。
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