放っておく力・読んだ本シリーズ115

2月に発症した「頭位めまい症」、長々とひきずったものの4月末ごろからは完全に治ったと思っていたら、また再開してきました。

仕事は早くにやってしまうタイプなのですが、「自分以外の誰かの動き待ち」で期日が迫っているものは「きたら即、動く」となるので(それがあることがわかっているので、もともと今週は少し予定をあけてあるのです)、「いつどれだけ自分が動けるだろう(1秒も起き上がれない経験をしたので)。動けたとしても集中力はどの程度だろう」と不安になります。

ようやく元気になって「存分に動けてありがたい」と思っていたところで、残念です。

健康だったらそんな心配しなくていいのに。

さて、月曜なので『読んだ本シリーズ』です。

たまに仏教の「気にしない」方向性の本を読みます。

今回もタイトルから想像したとおり、著者はお坊さんでした(庭園デザイナーもしている)。

禅の考え方を人生にいかす本です。

  仕事も人間関係もうまくいく

  放っておく力

  もっと「ドライ」でいい、99の理由

  枡野 俊明 (著) 

1,過去の失敗に対して

過去の言動を消すことはできない。

それでも後悔の念が浮かんでしまうもの。

そんなときは、思考の方向を「後悔」から「検証」へとシフトする。

「何がまずかったのか。プロセスを見直してみよう」

と。

「失敗した過去」ではなく、「未来に失敗しないための経験値」ととらえる。

2,怒りを覚えるとき

相手に怒りをぶつけたところで、何も解決しない。

失礼な相手と同じ土俵でケンカをしてもむなしいだけ。

同じ言葉を3回呪文のように唱える

本で紹介されていたのは

「ありがとさん、ありがとさん、ありがとさん」

「焦るな、焦るな、焦るな」

ちなみに私が感情を出したくないけれどイライラすることが分かり切った場に参加するとき、

「鷹揚、鷹揚、鷹揚」

と紙にキレイな字で繰り返し書くようにしていました。

(隣にいた彼はどう見ていたかしら(笑))

不快なメールには即レスをせずに一呼吸。

悪感情はお腹にためて、頭にあげない。(⇒「頭にこない」)

一度レスしたら、その言葉を取り消すことはできない。

3,何を選ぶかより、選んだことをどうやるか

人生はやってみなければわからないことばかり。

やる前に選択肢の中の正解を考えることに意味はない。

正解はひとつではない。

選択肢のどれを選んでも同じ。

「選んだ選択肢でいい結果がでるように頑張る」

と考える。

「どっちへ行きたいかわからなければ、どっちの道に行ったって、大した違いはない」

ルイス・キャロル(イギリスの数学者で作家、詩人)

全体的にするすると読める読み物です。

ただし、実行となると「するする」とはいきませんね(苦笑)

本の中で、昨年お茶をいただく機会があった裏千家茶室の「今日庵(こんにちあん)」の名前の由来も出てきて、興味深く読みました。

経営者さんと関わる者として

真面目なビジネス系、組織論系、経営論系

・・・に留まらず、小説、学術系まで。

『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。

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