私のいる多治見市は昨日が花火大会でした(運営側)。
屋台などがある通常開催は2019年から実に4年ぶり(昨年、一昨年は分散開催でした)。
土曜の設営作業、日曜の設営作業&本番&撤収、本日早朝の清掃作業。
「普段エアコンがきいた部屋で座っているか寝ているか」という生活の私、3日にわたる外での作業、なんとか生き抜けてよかったです。
私はこういうときに本当に役にたたないもので、現場仕事をしている人は、作業の出来だけでなく、瞬間瞬間の段取り力がものすごく高くて毎回感心します。
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さて、今週の本はコチラ。
精神病院の勤務者が教えるモラハラ対策
あなたを傷つけるあの人は自己愛性人格障害かもしれない
精神病院勤務者チーム (著)
いろいろと心当たりがありすぎて、つい読んでしまいました。
「叱る」という行為は大人が子どもにするもの。それは「子どものため」に行います。
ところが、これを子ども以外に対して行うとき、間違った方向に進む人が多いのです。
「相手のため」という仮面をつけつつ、本当は「自分の立場を確立するため」に行っているのです。
叱る(私は「指導する」ということが多いかな)という行為は、優れた者から劣った者に対してする行為なので、叱ることで自分が相手より上の立場であることを確立しているのです。
これ、相手が近しい人であることが多いのですよね。。。
日頃から近くにいて日々それが繰り返されるので、対象にされた人は「自分には価値がない」と思い込みます。
それどころか、加害者と被害者が共依存の関係になるのです。
・迫害を受けている自分を無意識に正当化してしまい、迫害を迫害と認識できない。
・ストレスを感じないよう、感覚が鈍化していく。
・(「相手を受け止められるのは自分だけ」と)自分の存在価値を見出してしまう。
・コンコルド思考(このまま継続すればマイナスだとわかっているのに、これまで費やしてきたことを惜しんで現状を続けてしまうこと)
「自己愛性人格障害」は病気です。
名前からすると、「自分大好き!」というイメージをもたれがちですが、無意識に自分が無価値だと思っているからこそ他人を蔑むことで自分を保っているのです。
「特別な存在になりたい」という気持ちが強く、「他者から評価されること」を常に求めているのです。
この本は精神病院勤務者チームが書いていますが、
「自己愛性人格障害が治る可能性は非常に低い」
と述べています。
だから、
「逃げなさい」
と。
そういうことをするタイプは対外的には評価が高かったりするので逃げるにも周りの賛同を得られなかったり、
共依存になってしまっているので離れられなくなってしまっていたり、
こういうタイプは一度相手を決めると徹底的に粘着する傾向があるので逃げられなかったり・・・
そしてこの3点のループで離れられないことが多いのだろうなぁ・・・と思いますが。
そして、私は思うのです。「こういう人の対象になりやすいタイプ」というのがあって、仮に逃げたところで、また別のこういう人につかまってしまうのではと。
私はその自覚がありますね(笑)
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