先週の金曜に珍しく寝坊しました(私の用事に対しては大丈夫ですが、娘を学校に出す時間に起きた。もちろん娘は寝ていた)。
ショックでした。
過去の私は、早起きをして勉強して宅建と行政書士を取りましたし、心理カウンセラーや知的資産経営認定試験(かな?忘れちゃったけど(笑))を取ったくらいなのに。
・・・と自分への憤りで興奮しながらアマゾンでポチっとして、興奮しながら読んだ本がコチラ↓
「朝30分」を続けなさい!
古市幸雄 ・著
1,自分が選択した行動が結果になっているだけ
朝早く起きて勉強するのがいいことなど、みんな知っています。
わかっていてもできないのは、ただ自分が「やらない」という選択をしているだけ。
諦めた、自分自身をごまかした、ネットサーフィンすることを選んだ・・・ただそれだけのこと。
その考えには大いに同意。
2,やるためのマジックなどない。
この本には「長財布をもてば成功しますよ」といった類のことは、まったく書いておらず、「毎日勉強しろ」と当たり前のことを書いているだけ。
「当たり前のことをすれば、当たり前の結果が出る」
というとてもシンプルで信用できるお話。
3,クリティカルポイントを超すまで続けること
「やること」はともかく、「続けること」が難しいのだと思います。
「水の温度を上げていくと99.9999度まで液体なのに、100度になると突然気体になる」の例はとてもわかりやすい。
たいていは、99.999度までのどこかのタイミングでやめてしまうのです。
ちなみに朝30分の勉強については、その「沸点」にあたるもの(クリティカルポイント)は≪15カ月≫と著者は言っています。
4,天動説で生きている人は運をつかめない
「運がよかったね」などと言う人、運を望む人は、自分で行動していない。
自分のおかれる環境をすべて他人の責任にして、自分が原因だということを否定し続けている。(天動説で生きている)
自分のおかれる環境は自分の行動の結果だという認識にも大いに共感。
運は、準備している人にしかつかめない。
5,繰り返すことの重要性
スポーツで同じことを繰り返し練習するのは、頭を使う間もなく体がとっさに動くように。
勉強も一緒。これだと思った本は1回読むのではなく、10回、100回読む。
本に出てきた、ある有名な本を勧めた際に「その本ならもう読みましたよ」と返された人が、相手に何回読んだか尋ねたときに言った言葉がとても素敵なので引用します。
「私はこの本を10回以上読んでいる。私はお金もちです。あなたは1回しか読んでいない。あなたは貧乏です」
私はよく娘に「勉強なんて歯磨きみたいなもんだから」と言っており、この著者も同じことを書いていました。
でも、今の私はそれを言うに値した人間だろうか。
私は、とある研修でお呼びした講師から「毎週本を1冊読んでアウトプットする」というのを聞いて、
「性別も年齢も子どもの有無も従業員数も売り上げ規模も業種も関係なくできること、それならば私にも、誰にでも、できること」
と思い、昨年の3月から始めて、ひとまず現在まで続いています。
この本にも書いてありました
「あとは実践するだけ。こんな簡単なことはない。やればいいだけだから。誰でもできる。その気さえあれば。人種も、年齢も性別も学歴も生い立ちも」
経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
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