毎週1冊本を読んでアウトプットする。
聞いてすぐ始めました。
365日を7日で割ると52.14・・・
3月第1月曜の今回が『読んだ本シリーズ53』なので、昨年3月から始めたこの『読んだ本シリーズ』、1年間1度も欠かさずにできたということです。
私の継続のコツは、お盆だろうと三が日だろうと事務所が休みだろうと、コロナに罹患して熱があろうと、やり続けたこと。
やめないことが、続けるコツ
だなんて、おかしな話ですけどね(でもこれがホントだと思う)。
さてさて、今週の本はコチラ
↓
バカのための思考法
浅村正樹・著
『私、バカなんで』が許される仕事じゃないので、「自分=バカ」とは思っていませんが(本書では「うぬぼれバカ」と言われる)、
人間はすぐにバカになってしまう。自分もついそうなってしまう。
だから、考えが浅くならないよう、バカに甘んじないよう注意しよう。
とは心がけています。
本を読むのも、そのうちのひとつ。
(本書の言葉を借りると、「バカはバカなりに思考し続ける必要がある」というところかな)
センセーショナルな題名ですが、そもそも「バカ」を定義しておきましょう。
「バカ」とは、物事を表面的にしか捉えない状態
です。
いきなりキツイ単語で始めてしまいましたが、一部の人を指した悪口というより、ほとんどの人にはびこる性質だと思っていただけたらよいかと。
人間は「与えられることに慣れ切った脳」になっている。
それを捨てて「自分思考・自分価値」の人生に目覚めること。
これが本書のテーマです。
現代の日本人によくみられる
誰かに決定・決断してもらいたい、または誰かの価値観に便乗して決定・決断したい。
という、「他人思考・他人価値」は、私も異常だと思っています。
『なぜそうなったのか』は、テレビ、ネット等・・・本書の中で様々な説明がなされておりましたが、戦後に遡っての説明が興味深いものでした。
そして、そんな世の中で『起こること』もいろいろと紹介されており、私はそれに対して「怖っ!!」「気持ち悪っ!!」と感じてしまいます(でもそう感じない人が多いのが現実)。
さて、肝心のバカにならないための『対応策』は、
「考える力」を高めるには、自分の思考を疑うことから。
私が過去に紹介した本とも重複しますね(やっぱり自分の好きな情報にばかり触れる節がある)・・・
脳科学の世界では、
私たちの脳はイメージできることしか実現できない。
そしてイメージするためには言語化された情報が必要だ。
と言われているそうで、そのうえで、
多くのことに関心をもち、自分の頭で考えられる人は、
自分の判断で情報を選び取ることができる
これがキーワードでしょう。
本書では、
心が先で、現実が後
という言葉が紹介されていましたが、
意識が現実をつくり出していることを理解して、自分の意識と向き合っていくことで、自分もバカなりに(あ、言っちゃった!)思考し続けていこう。
経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。
岐阜・愛知・三重・静岡で緑ナンバー(一般貨物)
の許可を取るならエール行政書士事務所にお任せください。
行政書士は『どこも一緒』ではありません。
運送業は運送業の専門家へ。