毎週月曜は読んだ本シリーズ。
2024年1月1日が月曜で【読んだ本シリーズ96】
2024年12月30日が月曜で【読んだ本シリーズ148】
1年が365日で1週間の7日で割ると52.14・・・
2024年に53冊あがっているので、今年もOKですね。
アラフォーの私はスラムダンク世代。
(とはいっても子どものころにアニメは長すぎて途中で脱落して
大人になってからアマプラで観た『エセ』ですが・・・)
・・・ということで、お休みモードでちょっと緩めなこの本を。
(念のため・・・「スラムダンク」は高校バスケットの漫画です。)
人生で大切なことはすべてスラムダンクが教えてくれた
続・スラムダンクの名言
野中 根太郎 (著)
1,執着心をもつ
ライバル校の監督が言った言葉。
ルーズボールは最後まで追わんか!
ボールに対する執着心のない者は試合に使わんからな!!
同じくらいの実力がありそうでも、勝負を分けるのは
「球際(たまぎわ)」に強いかどうか。
執着心があるかどうかで個人の伸びは変わる。
執着心がある人が多いかどうかで、チームにとってのチャンスの回数は変わる。
また同程度の実力でも勝敗を分けることになる。
2,長い努力の証
神奈川ナンバーワン校の監督の見解。
「シューターは確かに才能も必要だろう」
と中学MVPをとった相手校のシューターに対して、
才能があるかもしれないと認めつつ、
だが、本物のシューターは練習によってのみ作られる
と自校のシューターへの自信をにじませる。
フォームがきれいに固まるのは、長い努力の証。
ひたすら練習を続けること、強い精神力を養うことで本物となる。
3,努力が信頼を勝ち取る
神奈川ナンバーワンの学校が、見た目からして明らかに弱そうな選手を
試合に出してきた。
後輩たちの方がバスケの実力は上だと思うが、それにも関わらず
どれだけ厳しい練習でも逃げず、努力をしてきた彼のことを
部員が認めており、信頼があつい。
同じポジションの後輩が監督に言った言葉
努力してましたから・・・宮さんは・・・
努力する者が認められるチームの文化が良い。
努力する者だからこそ、努力する者を認められるのだと思う。
また、部長がこの強豪校で『ユニフォームをとった男』と言っているが、
やはりそれに見合う実力もつけていた。
孫氏の兵法や、武士道に関する本を出している著者ならではの視線で
スラムダンクを語るので、
「深読みしすぎでは?」
という部分もありましたが、私が思いつきもしなかった解釈も出てきて
面白いものでした。
経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。