週末に開催された、多治見市の「ビジネスプランコンテスト・高校生の部(ファイナリストたちのプレゼンテーション)」で審査員を務めました。
高校生たち、とても面白く、かわいかったです。
元気になって帰ってきました。
良い経験をさせていただきました。
そこで、意外だったのが、
商業科からの参加が多いのだろうと思っていたら、意外にも県外の普通科の進学校(県外なので私は知りませんでしたが、どうやら頭のいい学校らしいです)からの参加が目立った点です。
とても元気で笑いにあふれているようなプレゼンでも、どこか「しっかり勉強をしてきた子たちなのだろうな」と感じさせるような「何か」がありました。
それが、この本のあとがきに出ていた「胆力」に近いものなのかもしれません。
※あとがきの話はこのブログの最後に書きます。
さて、今週の読んだ本シリーズは、どうやら「100回目」らしいです。
「やめどき」がわからないので、このまま続けます(笑)
何歳からでも結果が出る 本当の勉強法
望月 俊孝 (著)
1,学習とは、一つでも多くの「間違い」に気づくこと。
人間に学習する能力があるのは、予測できないことを少しでも減らすため。
学習する能力が高いから、人間はほかの生物より圧倒的に生き延びる確率を上げることができた。
(アメリカ人研究者ロバート・レスコーラとアラン・ワグナー)
学習とは・・・
①仮説を立てる、正解を予想する。
②実際の結果と照らし合わせ、間違い・ズレを特定する。
③その間違い・ズレを修正する
よって学習の極意とは・・・
「素早く、たくさんの間違いに気づくこと」
うまくいかなかったこと、間違えたことを喜べるようになったとき、成功への道を歩んでいる。
2,勉強時間で大切なのは、「長さ」より「開始時間」を守ること
強い習慣が定着しやすい人は「時間的一貫性」がある。
(ビクトリア大学の研究)
× 毎日〇分勉強する
〇 毎日〇時〇分に勉強を開始する
習慣として定着すれば、次第に机に向かう時間が増えていく。
学習以外(運動等)でも同様。
筆者(65才)は30年以上前から、早朝と深夜にアラームを設定して自分の勉強時間を守っているそう。
3,究極の記憶術は「思い出しテスト」
究極の記憶術
覚えたい内容を一読したら、何も見ずに覚えたことを紙に書きだす。
その後、内容を照らし合わせる。
研究では、
いかにも体系的な理解ができそうな手法(記事を読んだ後にコンセプトマップを自作する)よりも、
記事を読んだ後に「10分何も見ずに覚えていることを書きだす→5分再読する」を2回繰り返したグループの方が、成績が良かった。
やりたいこと、学びたいことはたくさんあって、成長したいのに、
時間は24時間しかないうえ、体力と集中力は多くはない(他にけっこうもっていかれる)ので、自分のために読みましたが、
娘にも使いたいことがたくさん(まぁ、彼女がやるかどうか、私が彼女相手に続くかどうかは怪しいところですが)。
あとがきで、小村寿太郎や山本五十六らについて語っています。
彼らは1900年代前半という時代にハーバード大学に留学していたとのこと。
そこで鍛えられたのは「知力」と「胆力」であったとの話。
その「胆力」こそが、勉強で手に入る財産と。
私も、たくさん学んでいる人のかっこよさは、これだと思います。
経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
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