体調不良の1週間。
けっこうつらかったので珍しく病院へ。
せっかくお医者さんにかかったのに、満足しない気持ちや不安な気持ちを覚えました。
咳で夜どうしても眠れない日が続いて結局数日後に呼吸器が得意な内科にかかり直し、喘息薬を出してもらってようやく夜眠れるようになりました。
私から見たら「お医者さん」「内科」であっても、専門まで見てどこを選ぶかによって、こちらの利益(体調不良による困り具合・損失)は全然違うのですよね。
なんで自分も専門家業やっているのに、こんなミスをしてしまったのだろう。
さて、今週も月曜なので「読んだ本シリーズ」です。
小学生でもわかるようにChatGPTを教えて
清原将吾 (著), ChatGPTアソシエーション@RYO (著)
かなりのアナログ人間の私ですが、「知る」だけは知っておこうと。
とはいえ、まったく自信のない分野だから40歳近いいい大人でも「小学生でもわかるように」という本をチョイス。
1,何ができるか?
質問に答える、要約する等は、想定内のことですが、
特徴は「リアルな対話」ができることです。
会話のキャラクター接待もできるそうです(語尾に「ワン」をつけてもらう、妹風にしてもらう等)。
文章を紡ぐことができるので、小説や脚本を書くことができるそうです。
おそらく私は「自分で文章を書きたい派」なので、「文章を書く自分を会話で応援してもらう」利用方法かな(笑)
2,より上手に使うには?
自分の期待どおりの結果を得るためには、いかに明確に指示を出すかが重要です。
条件づけ(字数の目安やキーワード設定、対象者の設定等)を細かく行うことが上手に使うコツです。
3,何に気をつけなくてはならないか?
「平気でウソをつく」ことは肝に銘じておかなくてはいけません。
ここをいかに抑えていられるかが、ChatGPTを使うか、振り回されるか(もしくは周りの人を善意で振り回してしまうこともあり得るでしょう)の差となるでしょう。
4,実際に使うには?
導入の仕方が細かく書いてありましたので、この本のとおりに進めばひとまず「使える」状態にすることができそうです。
5,Lineでの使い方
Lineで「AIチャットくん」を友だちに追加するだけです。
無料プランでは1日あたりの回数制限があるようです。
これが最も手軽に見えたので、ひとまずLineで使ってみました。
(こうして「やってみよう」と思えるようになったのは、毎週本を読んで新しい知識に触れることが楽しくなった効果かな)
さてさて、実は、本の紹介より、「この入門書を読んだうえで、実際に使ってみた報告」を書きたかったので、早速紹介いたします。
先ほど書いたように、最も手軽に思えたLineでの利用です。
①検索としての利用
「多治見市で、6人で、個室が使えて、水曜定休ではない、美味しい和食が食べられるお店」を教えてもらいます。
1分足らずで5つのお店を紹介してくれました。
しかし、紹介されたお店は、5つ中、ひとつも実在していません。
「多治見市」の後の町名は、実在するものと実在しないものがありました。
電話番号は多治見市の市外局番から始まっていて、実在しているように思えるのです(怖くて電話していませんが、NTTの検索ではひっかかる)。
私は、「AIが平気でウソをつく」ことを知っているので「一度調べよう」と思えます(仕事柄、根拠を調べるのがクセということもありますが)。
また、地元なので多治見市の後ろの町名を見て「あれ?」と思えました。
しかし、「疑うことなく」この情報を使ってしまったらと思うと・・・怖いですね。
検索は、グーグル検索の方がいいでしょう。
②会話
会話ができるというのが1番のメリットでは。
会話は、「ものすごくお利口さん!」な会話をしてくれます。
私の軽い「どんなネコが好き?」に対しても、誰も傷つけないお利口さんな回答。
しかし、現実に人間と会話していてこんな回答をする人はなかなかいないので、「リアル」ではないですね。
③学び
多くの情報から上手に情報を引っ張り出してくれるのがAIのいいところ。
回答に対してさらに質問を重ねれば、またさらに回答が得られるので、(無料プランでは回数制限ありますが)パッと学びたいときに便利ですね。
まずはAIである程度情報を絞って、そのうえでしっかり自分で勉強するという使い方ができます。
「やってみよう」と思えて、実際に超アナログ人間の私が体験までできたので、よい入門書でした。
「小学生でもわかる」というタイトルのものを選んでよかったです。
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