月曜なので、読んだ本シリーズです。
タイトルを見た瞬間から
読みたい!!
と惹きつけられました。
すぐ「決めつける」バカ、
まず「受け止める」知的な人
安達裕哉・著(日本実業出版)
1,まずは「バカ」の話
筆者によると、
あらゆる人は自分の見えている範囲では
合理的な選択をしているそうで、
バカは人の属性ではなく、考え方の属性。
とのこと。
バカとは与えられた情報に対する姿勢の話で、
知ろうとしないのが「バカ」。
これは特定の脳の働きが起きている状態なので
人は誰でもバカになりうるのです。
(そして世の中からバカはなくならない)
自分の周りの人の顔を想像して
この本を手にとった私も(失礼(笑))
ドキッとしました。私もバカだわ。
2,そして、集団の中にいる「困った人(バカ)」の話
「無能だ」とみなされている人の共通点は、
・仕事の質が低い
・プライドが高い
これ、ものすご~く共感してもらえると
思います。
こういった社員については、経営者や上司は
彼のためにけっこうな時間がかかるのがもったいない。
その時間をほかの有能な人物にかけた方が全体の利益になる。
と悩んでいることが多い。
とはいえ、なんともならない。
技術的なことは教えられるが
プライドが高くて人の言うことを聞かないのだけは
直しようがないのだから
雇ってしまった以上どうにかしたいものの
人の話を聞かない(自分が正しく、他はバカだと思っている)のだから
難しいところですね。
3,最後に失礼(礼儀)の話
仮に相手が無能であっても、こちらが正しくても
公然と批判することの代償が高い場合もあるとのこと。
礼儀は重要というドラッガーの言葉が引用されていました。
大義は礼儀を不要にしない。
無作法は人の神経を逆なでする。
人は失礼だと感じる相手の話は聞きたくありません。
仮に正論であっても、
失礼であれば聞いてもらえませんから。
後ろの方のインテリジェンスの話や
議論の話、人々の反応の話など
最後の最後まで面白い本でした。
また読み返そう。
これを読んでたまに自分をチェックした方がいい。
私、バカになってないかな?
って。
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