誰にも負けない努力・読んだ本シリーズ45

 

今日は成人の日で祝日。

昨年は来賓で多治見市の成人式にお邪魔したのですが

自分の半分くらいしか生きていない子たちが

キラキラしていてまぶしかったです。

私にはもう出せない「ナニカ」を出していました(笑)

 

 

さて、月曜なので本の紹介です。

今週は社会人が読む本の「ザ・王道!」稲盛さんの本です。

稲盛さんはもちろん好きなのですが

この「誰にも負けない努力」というタイトルに惹かれ、

数ある稲盛哲学の中でもこの本を選択しました。

 

 

誰にも負けない努力
仕事を伸ばすリーダーシップ
稲盛 和夫・著、 稲盛ライブラリー・編集
(PHP出版)

 

本

 

やっぱり好きですね。

テクニックとか、戦術とか、評論とか・・・

そういう話ではなく、「努力」と言ってくれるのが

とても気持ちがいいです。

※「努力」と言うと簡単に「やっています」と捉えられてしまうので

「誰にも負けない努力」と言うそうです。

 

■リーダー

 

集団の将来は、リーダーがもつ意思の力で決まる

 

という言葉、本当に身に染みています。

どれだけ私なんかよりよっぽど人間ができているお利口さんがリーダーになっても

意思の力が弱いと(私は、問題はここだと捉えている)集団が機能しません。

かつて私の組織にいた人たちに

「亜紀子さんは厳しかったけど、結果として亜紀子さんが正しかった」

と言われているそうです(笑)

 

 

リーダーが「こうありたい」と理想の状態が「見えて」いる。

目標の下方修正などせず「なんとしてもやり遂げる」という責任感を背負っている。

メンバーにあるべき状態を語れる

メンバーも「やれる気がする」と思えてくる

メンバーも燃えてくる。

・・・そういう集団が物事を成し遂げられるのです。

 

メンバーが「やらなきゃ」「やれる」「やりたい」と思えるまで

意思の力を出していくのがリーダーの仕事だと思っています。

 

 

■努力について

 

うまくいっているときだけではなく、

うまくいっていないとき、

努力に疑問を感じてしまうと、

その心の動きがそのまま仕事の結果につながっていく。

 

これもよく目にするのではないでしょうか。

 

この本に素敵なことが書いてありました。

 

結果は他に求めるものではなく、

自らの心に求めるべき。

 

■リーダーの努力について

 

部下を動かすのは、やはり行動

 

行動が尊敬と信頼を集める。

後ろ姿でもって教育をする。

 

最近では「背中で教える」

もはや時代遅れの悪いことのように言われがちですが、

それを理由にリーダーが口先やらテクニックやらに走っていいわけではなく

やはり「背中で語る」「背中で示す」

放棄していいということではないと思うのです。

 

 

やはり行動は自分のことは絶対に裏切らないし、

他人に動いてもらうにも、行動こそが一番の説得力だと思います。

 

やはり私の「好き」が詰まった本でした。

稲盛哲学、他にも勉強しよう。

 

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真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。

 

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