今日は成人の日で祝日。
昨年は来賓で多治見市の成人式にお邪魔したのですが
自分の半分くらいしか生きていない子たちが
キラキラしていてまぶしかったです。
私にはもう出せない「ナニカ」を出していました(笑)
さて、月曜なので本の紹介です。
今週は社会人が読む本の「ザ・王道!」稲盛さんの本です。
稲盛さんはもちろん好きなのですが
この「誰にも負けない努力」というタイトルに惹かれ、
数ある稲盛哲学の中でもこの本を選択しました。
誰にも負けない努力
仕事を伸ばすリーダーシップ
稲盛 和夫・著、 稲盛ライブラリー・編集
(PHP出版)
やっぱり好きですね。
テクニックとか、戦術とか、評論とか・・・
そういう話ではなく、「努力」と言ってくれるのが
とても気持ちがいいです。
※「努力」と言うと簡単に「やっています」と捉えられてしまうので
「誰にも負けない努力」と言うそうです。
■リーダー
集団の将来は、リーダーがもつ意思の力で決まる
という言葉、本当に身に染みています。
どれだけ私なんかよりよっぽど人間ができているお利口さんがリーダーになっても
意思の力が弱いと(私は、問題はここだと捉えている)集団が機能しません。
かつて私の組織にいた人たちに
「亜紀子さんは厳しかったけど、結果として亜紀子さんが正しかった」
と言われているそうです(笑)
リーダーが「こうありたい」と理想の状態が「見えて」いる。
目標の下方修正などせず「なんとしてもやり遂げる」という責任感を背負っている。
メンバーにあるべき状態を語れる。
メンバーも「やれる気がする」と思えてくる。
メンバーも燃えてくる。
・・・そういう集団が物事を成し遂げられるのです。
メンバーが「やらなきゃ」「やれる」「やりたい」と思えるまで
意思の力を出していくのがリーダーの仕事だと思っています。
■努力について
うまくいっているときだけではなく、
うまくいっていないとき、
努力に疑問を感じてしまうと、
その心の動きがそのまま仕事の結果につながっていく。
これもよく目にするのではないでしょうか。
この本に素敵なことが書いてありました。
結果は他に求めるものではなく、
自らの心に求めるべき。
■リーダーの努力について
部下を動かすのは、やはり行動。
行動が尊敬と信頼を集める。
後ろ姿でもって教育をする。
最近では「背中で教える」が
もはや時代遅れの悪いことのように言われがちですが、
それを理由にリーダーが口先やらテクニックやらに走っていいわけではなく
やはり「背中で語る」「背中で示す」を
放棄していいということではないと思うのです。
やはり行動は自分のことは絶対に裏切らないし、
他人に動いてもらうにも、行動こそが一番の説得力だと思います。
やはり私の「好き」が詰まった本でした。
稲盛哲学、他にも勉強しよう。
経営者、経営者さんと関わる者として 真面目なビジネス系、組織論系、経営論系 ・・・に留まらず、小説、学術系まで。 『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。
岐阜・愛知・三重・静岡で緑ナンバー(一般貨物) の許可を取るならエール行政書士事務所にお任せください。 行政書士は『どこも一緒』ではありません。 運送業は運送業の専門家へ。