成人の日の今日は、先月卒業した青年会議所の新年総会。
何度も経験してきましたが、ゲスト(OG)側での参加は初めて。
当事者ではなくなって(でもかわいいかわいい大好きな子たちが多大なる時間を使う組織であることには違いなくて)、どんな気持ちで見ることになるのでしょう。
さて、祝日ですが月曜なので「読んだ本シリーズ」です。
「本の読み方」で人生が思い通りになる
読書革命
金川 顕教 (著)
著者は1日に2冊の本を読み、YouTubeでアウトプットもしているそう。
「週に1冊アウトプット」を2022年の3月から1週も休まず続けている私ですが、
正直最近は(いやけっこう前から)、「嫌だな~、嫌だな~、やりたくないな~」と思っているのです(笑)
本を読むのはいいのですが、どれだけ忙しい中でも日付の縛りがある(月曜までに読み終わらなければならない)ことと、なによりブログを書くことが嫌で嫌で(笑)
そこでこの本。
「速く読める」「忘れない」の2つにひかれて選択。
いわゆる「速読法」をマスターするための本ではないことも確認して(本そのものを楽しみたい気落ちもあるので)、
「忘れない」の中に「アウトプット」が入っていることもわかったうえでのことです。
「これで『週に1冊アウトプット』が精神的に楽になるかも」と購入しました。
1,本を読む目的・メリット
読書によって「思考の軸」を鍛えられる。
知恵や情報に接して、自分で判断し解釈する力が「思考の軸」。
ただ知識を入れただけ、持っている情報が多いだけでは役に立たない。
2,著者の読書法の特徴
①1冊の本を違う方法で4回読む
②1冊の本の20%を読むことで全体の80%を理解する
③読んだ内容を誰かに伝える「アウトプット」を重視する
正確にいうと、①については、4回のうち1回は本の内容に入っていないので4回は読んでいないのですが、著者の言い方をそのまま使うと「4回」です。
本の中での素敵な表現や自分が使いたい知識を拾うのも私の読書の楽しみなので、②はどこまで実行するかはわかりませんが、「読むべきもの」と「読まなくてよいもの」を選別する意識はもっておいてもよいですよね。
読んですぐ忘れるのであれば、読書の時間がもったいないので読む必要がありません。
本から得られるものを自分のものにしたいのです。
そのためアウトプットが重要というのは周知の事実。
実際私も「週に1冊本を読む」ではなく「週に1冊本をアウトプット」というのを続けています(アウトプットにそぐわない実務書や法令集などは読んでもカウントしない。途中で読むのをやめてしまった本、読んだだけのものはカウントしない)。
3,本の読み方
①予測読み(本文を読む前に、本の内容を予測する)
②断捨離読み(一通り本をめくって目に留まったところにマーキング)
③記者読み(マーキングしたところを読む。読む際に「なぜ著者はそのような主張をするのか」、「自分はそれについてどう考えるのか」等、考えながら読む)
④要約読み(人に本の内容を紹介することを意識して、著者が伝えたいことをまとめながら全体像をつかんでいく)
著者は1冊30分で読むそうですが、私はもっと時間がかかりそうです。
しかし、読む時間よりも、この読み方によって本の内容がより自分のものになることが重要なので、この方法で何冊か試しながら自分なりの「良い読み方」を見つけていきたいと思います。
本の最後に「是非読むべき本」として紹介されていたうちのいくつかを購入しましたので、しばらくは本を選ぶ必要はなさそうです。
経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
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