「しぐさ」を見れば心の9割がわかる! ・読んだ本シリーズ106

 

月曜は「読んだ本シリーズ」です。

先週、「直接会わずに相手を操る超心理術」という、「対面しない」心理術を紹介したところで、

次はあえて「対面して」の心理術です。

 

「しぐさ」を見れば心の9割がわかる!

渋谷 昌三 (著)

 

「勉強になる・考える本」というより、「日常生活で活かせる豆知識」といった雰囲気で、

有名な「右上を見ている人はウソをついている」をはじめ、

「この行動はこういった気持ちのサイン」という具合にたくさんの行動が紹介されています。

テンポよく読み進められます。

 

1,強盗と遭遇したときは、決して目をそらさない。

アメリカで護身術を習う際の教えだそうです。

目を伏せるしぐさは、降伏・服従のサイン。

怖がっていること、ひるんでいることを知られないためには、目をそらさないこと。

意思を貫きたいとき、強引に売りこむには、目を捉えて説得する。

 

 

2,興味のある人の方に膝やつま先が向く。

視線や顔、上半身は別の人のことを向いていても、膝やつま先は自然と興味のある人の方に向いてしまうもの。

姿勢や表情などは意識して演技することもできるが、「つま先」は気にして取り繕うことがない。

会議で机の下を見て、参加者のつま先を見てみると、黙っていても自分に味方してくれている人が見つかるかもしれない。

 

 

3,「絶対に○○する!」という人は成功しない。

「絶対に」をつける人は、周囲から頼りない人と思われていることが多い。

自分の行動に自信がもてず「絶対に」とアピールすることで自分を鼓舞している。

「絶対に禁煙する」「絶対にダイエットする」と言う人ほど、できていない。

 

 

地域や文化、年齢や性別によっても異なるでしょうし、個人や場合によることもあると思います。

これを一概に信じるわけではなく、あくまで自分の直観を大事にして相手を見たいと思います。

とはいえ、「ああ、これ自分のことだ」というものもあったので(笑)、

「人からこう思われないように(嫌な気持ちにさせないように)、ついついやってしまうこの行動に気をつけよう」と自分を改める本でした。

 

経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。

 

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