人を動かす「超」書き方トレーニング ・読んだ本シリーズ110

 

今週も水曜の朝、地元ラジオ局でオシャベリしています。
4月10日(水)9:00~FM PiPi 「たじみふるさとWalker」(多治見市提供)

毎年この時期にお呼びいただいており、今年は「読んだ本シリーズ」から特にオススメの本の紹介をします。

先週は春休みでもあったので、学生さんにもオススメの本、今週は社会人にオススメの本です。

ここで紹介した100冊以上の中から「これは特に読んでいただきたい!」と思える本です。

 

・・・それはさておき、今週も着々と「読んだ本シリーズ」を積み上げていきましょう。

今週はコチラ

人を動かす「超」書き方トレーニング

苫米地英人 (著)

 

苫米地(「とまべち」と読みます)さんは「認知科学者」という肩書です。

苫米地さんの本は好きで、過去にも読んだことがあります。

「トレーニング」の名にふさわしく実践に富んだ、かつちょっととがった内容もある本でした。

 

・・・

1,人を動かす

自分の臨場感を人に伝えることによって世の中を動かすことがこの本の目的。

「名文」を書く必要はない。

磨くべきは文章力ではなく、人間性や誠実さ、他人への思いやりの深さ。

書くべき内容をしっかりと自分の中にもつ。

 

 

2,どんな文章でもうまく伝わらないのが大前提

読み手は知らない情報は認識できない。

しかし、知っている情報は認識しない。

しかも、その判断(言葉の解釈)は読み手に委ねられている

 

3,論理的な文章を書くために

「データ(事実)」、「ワラント(根拠)」、「クレーム(主張)」の3要素をしっかりと組み立てる。
※「クレーム」とは主張(その場面で主張した内容)のことで文句ではない。

日本人の会話は「ワラント」が省略されがちなので注意。

そこに「バッキング(ワラントが正しいことを支持する証拠など)」と「クォリファイヤー(クレームに対する〇%などの定量的な表現)」、「リザベーション(クレームに対する例外を主張する理論)」を追加する。

・・・

すべての文章でこれらを意識することは難しいけれど、「ここぞ」というときに使えるテクニック満載の本でした。

 

経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。

 

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