静かな人の戦略書・読んだ本シリーズ108

 

父の手術のため病院で何時間も座る用事があり、病院に入る前に本を買いました。
(急に予定が変わったため、モバイルルーターもタブレットも持っていなかったので電子書籍ではなく紙の本が欲しかったのです)

 

今週の【読んだ本の紹介シリーズ】はこちら

 

 

「静かな人」の戦略書
騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

ジル・チャン (著), 神崎 朗子 (翻訳)

 

信じてもらえないことが多いですが、私はとっても「内向的」。

私が内向的なのを信じない人は「内向的=静かで意見を言わない人」「外交的=社交的で意見を言う人」というイメージなのだと思います。

私は、人前も平気、人に囲まれる、知り合いがとっても多い、初対面の人ともよくしゃべる、自分の意見も言う。

・・・でも、内向的です。
人といることでエネルギーがそがれ、ひとりでいることで充電しています。

話したいことがあるときは、自らランチに誘いますが、そのランチは1対1。

人数の多い飲み会は嫌い。わざわざ自分から飲み会には行かないです。

「人の言うことを聞かない」私なので、気づかれにくいですが、「人が言ったことを理由として何かを変えるのではなく、選択はあくまで自分の意思で行う」というだけのことで、人の感情に敏感に振り回されて、すごくエネルギーを使うのです。

人と会った後は、しばらくひとりで誰からも見られず、誰とも話さず、電話にも出ない(笑)時間を作ります。

本

1,内向型の人は、夢を追うのにいちいち騒がないだけ。

内向型の人に野心やアイデアがないわけではない。
騒がないだけのこと。

口数は少なくても、誰もが耳を傾けるような自分の意見をきちんと主張するようにすればよい。

 

2,スーパースター神話は薄れてきた。

メジャーリーグでも、スーパースターひとりにお金をつぎ込む傾向が薄れてきた。
スタープレーヤーとの巨額の契約は、ロールプレーヤーとの契約に比べて費用対効果が薄いことがわかってきた。

この傾向はメジャーリーグだけではない。ウォールストリートやシリコンバレーでも、ビジネスのスーパースター信仰が薄れてきた。

3,内向型は「傾聴」と「戦略的思考」を活かして優位にたとう。

内向型はそもそも「傾聴」が得意。

思考が深く、「洞察力」が高い。これらによって戦略的な思考を磨く。

 

私の読み方が浅いだけかもしれませんし、別のタイミングで読んだら「目からうろこ」かもしれませんが、

このタイミングの私にとっては、浅い本だったかな。

(なんとなく海外の本の私にとって馴染めない部分が原因かも)

おそらく、大学生くらいの内向的な女の子が就職活動で外交的な就活生に押されまくって疲れたときに読むと良い本だと思います。

私の場合は、内向的な自分ですでに社会での生き方が確立しているので。

 

経営者、経営者さんと関わる者として
真面目なビジネス系、組織論系、経営論系
・・・に留まらず、小説、学術系まで。
『雑食読書』の鈴木が毎週1冊本をご紹介いたします。

 

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