さて、水曜なので一般貨物の許可を取るための役員法令試験の過去問解説です。
今週の問題はこちら。
(事業の譲渡し及び譲受け等)
次の申請のうち、国土交通大臣の認可を要するものとして誤っているものを1つ選び( )内に記入しなさい。(貨物自動車運送事業法)
ア.事業の譲渡し及び譲受け イ.法人の合併及び分割 ウ.事業の休止及び廃止
答え・・・( ウ )
(貨物自動車運送事業法第30条第1項、第2項、第32条)
ア.事業の譲渡し及び譲受け・・・認可が必要です。
イ.法人の合併及び分割・・・認可が必要です。
ウ.事業の休止及び廃止・・・事前届出(30日前まで)です。
選択問題では、まず「何を答えなくてはいけないか」を意識してから選択肢を読み始めてください。
今回は、「認可を要するものとして誤っているものを1つ選び」ということなので、3つの選択肢のうち、「2つは認可が必要、1つは認可が必要でない」ということになります。
「許可・認可・届出」の中で「許可」になるのは「新規のときだけ」ということが分かっていれば、この問題は「この3つの中で最も軽いものは何か(それは認可が必要ではなく、届出をすればいいもの)」を探せばよい問題となります。
そのレベルで問題を読むことができるようになると、簡単ですね。
緑ナンバー(一般貨物)の許可を取るなら エール行政書士事務所にお任せください。 どこの事務所も一緒ではありません。 運送業は運送業の専門家に。 法令試験対策講座の単発のご依頼もOKです。 マンツーマンなので受講者さんの 苦手・クセに寄り添って合格へサポートします。 テキスト、条文集、過去問解説をお持ち帰りいただけます。